すぐに見慣れぬ茶色の構造物が、右手に見えて来た。
レンガ造りの直径10mくらいの丸い構造物3基で、淀川の中に建てられている。
2つ目と3つ目の間を、水管橋が淀川を横断している。
表示が何もなかったので、このときは何かわからなかった。
帰ってからグーグルマップの航空写真で調べたら、構造物は「柴島浄水場・取水塔」と書いてあった。
この水管橋は、柴島浄水場で浄化した飲料水を大阪方面に送っている配水管に違いない。
(浄水場から出てきた水管橋)
古い橋梁の残骸が3基だけ残っている。
水管橋を移設した時に、きれいに撤去すればよかったのに。
配管の一部も残っているが、わざと残したのかな?
少し走ると、道路面にタバコの吸い殻のようなものが散乱していた。
誰だ、こんなことをするのは!
おおさか東線が見える。
おおさか東線は、新大阪駅から久宝寺駅に至る路線で、大阪外環状鉄道(株)が事業主体となって、城東貨物線の施設や用地を活用しながら旅客線を運行している。
近くに来ると、手前に取水塔が見えた。
これは尼崎市水道局の取水塔だ。
大阪方向から電車が走って来た。
少し走ると菅原北大橋だ。
豊里大橋と長柄橋の2橋が慢性的な渋滞を起こすため、その中間に豊里矢田線整備事業の一環として架橋されたようだ。
土手に上がって、北から東、そして南(大阪市内)を見る。
菅原北大橋を、近くで下から見るとガッチリとしている。
このあたりの河川敷には、いくつかのブルーテントがある。
車を停めた公園駐車場の近くにも、以前はブルーテントがあったが、今は無くなっている。
差別するわけではないが、河川敷の遊歩道を夜歩くことは危険だ。
小学生だろうか、小さくて可愛い子どもたちが野球をしている。
元気な彼らが、日本の将来を担ってくれるだろう。
豊里大橋、内環状線が見える。
ここでは大人が、寒さをもろともせずにテニスをしている。
川向うに大きなマンション(メイプルパーク・スクエア)と、その右に2つの高いビルが見える。(大阪城付近の松下ビルかな?)