JR向日町駅から線路に並行して、北(写真では左)へポタリングを続ける。
2㎞でJR桂川駅だ。
京都駅までは、あとJR西大路駅だけだ。
もうじき桂川だ。
大きな桂川に来た。
淀川と同じくらいの川幅だ。
空と山と木が、水面に浮いているようで、実にきれい。
500m北で、天神川が合流している。
サイクルロードを、北に向かって気持ち良くポタリングする。(ビデオは3分と長い)
青空に点々と浮かぶ雲がきれいだ。
国道171号線九条御前の交差点に来た。
東寺は間近だ。
北東300mに西寺阯がある。
東寺と共に二大官寺のひとつだが、990年の大火など火災が相次ぎ焼滅した。
九条御前の交差点から1500m東に、171号線に面して羅城門跡の案内表示がある。
羅城とは古代の都市を囲む城壁のことで、羅城門は羅城に開かれた門のことだ。
50m入れば公園の中に、羅城門の石碑だ。
羅城門の言葉から、芥川龍之介の「羅生門」を想像し、あらすじをネットで読んだら急に本を読みたくなり、早速アマゾンに注文した。
壬生通りを超えると、北側(左)が東寺だ。
西国街道の始まりはこの東寺からだが、森鴎外の高瀬舟の舞台となった高瀬川を見たくて、1㎞東へ足を伸ばした。(おまけのポタリング)
高瀬舟は短編なのでネットで読んだが、なかなか興味を引いたためだ。
高瀬川は、京都の中心部と伏見を結ぶために開削された、物流用の運河だ。
小説の高瀬川では、京都の罪人を大阪へ送っている。
北方向はここで行き止まりだ。
高瀬川は鴨川に並行している。
せっかくなので、鴨川をポタリングした。
JR奈良線が走っていた。
京都駅から新大阪まで新幹線に乗った。
2日間のんびりとポタリングをしたが、新幹線は15分で戻って来た。
2日間の旅と15分の新幹線を比較して、文明の威力を感じるとともに、現代の慌ただしさを実感した。
西国街道を神戸三宮⇒京都東寺までポタリング(1泊2日✕2回)したが、西国街道は西へ下関まで通じている。
直線で480㎞、寄り道すると720㎞になるが、はて、どうしたものか?
ブログをお読みいただき、ありがとうございました。
今年のブログ納めです。