3時を過ぎて寒くなり疲れて来たので、ここから、176号線で自宅まで帰ろうかと思ったが、「大決心」をして計画通り西国街道を走ることにした。
手前方向が帰る道で、右へ行くのが西国街道だ。
このあたりは、建武3年(1336)に北畠顕家を総大将とする後醍醐天皇軍と、足利尊氏を総大将とする反乱軍の戦いの場となったらしい。
戦力は合わせて30万人という想像もできない大人数で、「豊島河原の戦い」と言われる。
大勢の血が流れたのが悲しい。
背の高~い構造物が見えた。
箕面市消防団半町分団、格納庫の建物に付属して設置されている。
初めて見たが、一体なんだろうか。
電動で何かを上に釣り上げるようになっている。
消防ホースを乾かす物干し台か、火の見櫓(人は上がれないようだが)かな?
ホースが干されている光景を想像して、前者にしておこう。
近くの道標には、以前見た「牧落の高札場跡」まで800mと書いてある。
300m行くと大きな木があった。(箕面市の保護樹木)
「牧落の高札場跡」に着いた。
左へ行けば「箕面大滝」だ。
ネットによると、高札場とは、幕府や領主が決めた法度(はっと)や掟書(おきてがき)などを木の板札に書き、人目を引くように高く掲げておく場所のことだ。
自宅へは右に曲がって20分ほどだ。
計画通り、今回の終点「牧落の交差点」に到着した。
3時半過ぎで、寒くなって来た。(今日も熱燗を飲もう!)
神戸三宮から出発した、西国街道1泊2日のポタリングのブログはこれで終わり、箕面の牧落交差点から京都までの続きは後日アップします。