山田下の交差点を右に横断して、前回途中で間違った正雀川の源流「海老ヶ池」に行き着いた。
その帰りに山田下の交差点を左折して、佐井寺と吉志部をポタリングした。(今回のブログ)
左折して水路(正雀川ではない)に沿って200mほど行った所に、3つ目の水門を見つけた。
電動で上下する水門だが、しっかりと錆びついていた。
整備された登りのきれいな歩道をポタリングするが、電動自転車は楽だ。
先日から使い始めた電動自転車は、交差点からの発進と上り坂が楽ですごく良い。
いよいよ佐井寺地区に入る。
佐井寺くり抜き水路は、丘陵を挟んで130m離れた釈迦ヶ池にこのあたりの雨水を送るために、丘陵をくり抜いて作られた水路だ。
この場所は沈砂池あったが、現在は駐車場になっている。
このときはユンボで土を掘って、なにか調査しているようだった。
くり抜き水路を確認しているのか、ここに建物を作るための調査をしているのかどちらかだろう。(できれば前者であってほしい)
佐井寺の前に「おかうずゐ(おこうずい)池」の石碑があり、その奥が池だったようだ。
この池の水は、佐井寺境内に引き込まれて「お香水」を言われ、眼病に効く霊水として信仰を集めたようだ。
佐井寺境内に「佐井の清水」の石碑があり、おかうずゐ池からここまで水を引き込んでいたのだろう。
また、近くにも佐井の清水の石碑があり、このあたりは水に恵まれた地域だったことを示しているようだ。
佐井寺くり抜き水路で水を他地域に送っていた事からも、そのように想像される。
ここは「向かい坂」と呼ばれて坂道だが、交差点には佐井寺交番がある。
佐井寺交番の前に、「向かい坂地蔵」があり、昔は道標にされていたようだ。
男の人が、一生懸命に草取りをしていた。(ご苦労さま)
佐井寺をあとにして、柴金山公園の東側にある吉志部瓦窯跡に向かう。
ネットで調べると「きしべ」は過去から、「吉師部」⇒「吉志部」⇒「岸部」⇒「岸辺」のように変わって来たようだ。
吉志部瓦窯跡の向かいには工房跡があり、整備されて公園のようになっている。
目的のポタリングを終えて国立循環器病研究センターに戻って来たが、本当に巨大な建物(病院)だ。
全国から多くの患者を受け入れているのだろう。