武庫川の東1km、JR神戸線の北側を自転車で探し歩き、住宅建設前の地盤工事中の傍らに「水堂宝篋印塔」の説明板を見つけた。
(水堂宝篋印塔説明版)
本体は隣の常春寺にあり、入らせてもらい写真を撮った。
(常春寺)
(水堂宝篋印塔)
宝篋印塔(ほうきょういんとう)は、墓塔・供養塔などに使われる仏塔の一種で、五輪塔とともに、石造の遺品が多いらしい。
この宝篋印塔は高さ2m48cmと、私の背丈よりもかなり高い。
平成6年に、北50mの場所からこの常春寺内に移転されたそうだが、周囲の地形から察するに、たぶん住宅建築のためだろう。
豊中の自宅までの帰り道、水堂宝篋印塔から東へ1kmのところに「五輪卒塔婆」があった。
卒塔婆とは、故人や先祖の供養のために用いる細長い板のことだが、これは、仏舎利を安置した建造物(仏塔)らしい。
(五輪卒塔婆)