阪急宝塚線 岡町駅から東に歩いて176号線を横切り、約10分で「豊中南平塚古墳」に着く。
桜塚古墳群の一つで、豊中市の中央部一帯に4世紀末から5世紀末にかけて造られた、北摂でも有数の中期古墳群だ。
かつては36基の古墳があったようだが、現在は阪急宝塚線の西側に大石塚古墳、小石塚古墳、東側に大塚古墳、御獅子塚古墳とこの南天平塚古墳の計5基を残すのみだ。
南天平塚古墳は御獅子塚古墳の南方100mにあり、全長28mの帆立貝式前方後円墳だったとされているが、現在は墳丘の一部を残すのみだ。
(豊中 南平塚古墳)
駅チカの住宅街の中に、このような文化財を残すのは困難だったのだろう。
4世紀末から5世紀初めに造られた全長90mの前方後円墳で、山口県平生町の白鳥古墳に次ぐ大きさらしい。
自転車で周囲を走った。
(池田 茶臼山古墳)
古墳の上から周囲を見回すと大阪がきれいに見えた。
そういえば古墳の立地はほとんどが高台だ。