関西 「川の源流探し」と「街道ポタリング」

関西の河川の源流や街道を自転車で走り、歩いて、見て紹介します。

尼崎にある大物くづれの戦跡碑・庄下川の鯉・名月姫の墓

 大阪梅田駅から阪神本線に乗り、約15分で大物(だいもつ)駅に着く。

 大物駅の北側に公園があるが、西に100mほど歩くと「大物くづれの戦跡碑」が立っている。

 私は駅の北側にある駐車場に車を置いて、積んでいった折りたたみ自転車で行った。

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(大物くづれの戦跡碑)

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 尼崎市のネットにはこう書かれている。

 「戦国時代、室町幕府の実権を握った細川氏も、内部で対立がありました。細川政元の養子高国と同じく養子の澄元・晴元父子が対立し尼崎の地でたびたび戦火を交えています。享禄4年(1531)の両者決戦では、高国勢は総くずれになり、尼崎へ逃げ込む程の大敗となりました。追撃は激しく高国は大物の広徳寺で自刃しました。この戦いを「大物くずれの戦い」とよんで語り伝えられてきました」

 ここから西に500m走ると「庄下川」があるが、ふと橋の下を見ると大きな「鯉」が群がっていた。

 5月から6月にかけて、たぶん産卵のために集まっているのだと思う。

 大きな鯉が群れているのを見ることはめったに無い。

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(庄下川)

(庄下川で泳ぐ鯉)

 そして下庄川に沿って2.5kmほど北に走ると、尾浜八幡神社が見えてくる。

 神社案内には、「創立沿革は明らかでないが、当地尾浜の歴史とともに古く、天正年間に荒木村重滅亡のときの戦火に罹ったのではないかといわれる」と書かれている。

 この神社に来た目的は、「名月姫の墓」を見るためだ。

 なんともきれいな名の「お墓」だろうと思った。

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(名月姫の墓)

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 地元には平安時代末頃、土地の豪族の娘として満月の夜に誕生し、名月姫と名付けられた姫にまつわる石塔の由来(名月姫伝説)が伝えられている。

 港を築くための「人柱」になりそうになった父を救ったという、悲しくも美しい伝説だ。

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