8月15日は終戦記念日だったが雨だったので、今日18日の晴れ間に「服部霊園」に行った。
信号を横切り、川幅は狭いが一級河川の天竺川にかかる「ごくらくばし」を渡って入った。
(服部霊園入り口)
この霊園には、全面積約20万㎡の広大な敷地にたくさんの墓が立っている。
案内に従って、約500mほど離れたところにある「大阪市の慰霊塔」に行った。
慰霊塔記に「太平洋戦争の末期において大阪市内は大小20数回に渡り焼夷弾や爆弾による空爆を受けました・・・」と刻まれていた。
私の母も大阪市内でこの焼夷弾を避けるため逃げ回っていたという話を聞いたことを思い出し、胸が詰まった。
死者は1万人あまりに上ったそうだ。
(大阪市の慰霊塔)
近くには、昭和20年に外地(ビルマ)で亡くなった人も祀ってあった。
戦争は絶対に駄目だ!
この霊園には、明治の将棋の天才勝負師「坂田三吉」の墓がある。
ひっそりと立ってはいるが、見ていて凄い重みを感じた。
家に帰ってから、村田英雄の「王将」を聞いてさらにその思いを強めた。
(坂田三吉の墓)
墓地の道を歩いて広い墓地にあるいろいろな墓を見ながら、この人達のおかげで今があることを感じることが出来た。(こんな思いは初めてだ)