大阪梅田駅から阪神本線に乗り、約15分で大物(だいもつ)駅に着く。
駅から北に300m歩くと大物公園がある。
前回はD51を紹介したが、公園の東側すぐに「残念さんの墓」がある。
興味を引く名前だったので行ってみた。
(残念さんの墓)
ネットでは「この墓は長州藩士山本文之助の墓です。文之助は元治元年(1864)の蛤門(はまぐりもん)の変の時、京都からの敗走途中に大物で尼崎藩に捕らえられ自決しました。死に際に「残念、残念」と叫んだと言うので「残念さん」と呼ばれるようになりました。幕府に反感を持つ民衆の同情を受け墓参りが絶えず、今も願掛けが盛んです」とある。
なかなか考えさせられる内容だ。
この大物橋跡を見つけるのに20分ほど自転車で走り回った。
説明書の地図には書いてあるが、なかなか見つからないものだ。(見つけたときは嬉しかった)
(大物橋跡)
大物は平安時代末期から瀬戸内海航路と京都への淀川水運を結ぶ港として開かれたそうだ。
この辺りは海だったのか!
関西に住みながら知らなかった。