大阪梅田駅から阪神本線に乗り、約15分で大物(だいもつ)駅に着く。
大物川緑地(地図の緑の部分)は、駅の南東側から北へ、西へ、南へと緑地の中を通る道で広がっている。
この道は歴史の散歩道とも言われ、様々な文化財を見ることが出来る。
散策するのに2~3時間は必要だ(私は折り畳み自転車で回った)が、素晴らしかった。
(歴史の散歩道)
大物公園入り口には説明板が立っている。
この説明板を5分ほど見ていて、長袖のTシャツの上から腕の部分を2箇所蚊に刺された。(かゆい!)
(大物公園)
そして大物公園に入って左側へ100mほど歩くと、D51蒸気機関車(SL)が柵に囲まれて私を待っていた。
昭和48年からここに設置されている。
(D51)
このD51は昭和11年3月に製造された初期型で、主に貨物輸送が目的に造られた。(私より14歳上だ)
しっかりと塗装でメンテナンスされているが、さすがに年輪を感じさせる。
どこでだったかは忘れたが、蒸気機関車には過去に一度乗ったことがあるので、じっと見ていると蒸気を吐いて走っている姿が目に浮かんできた。
黒煙を出すため、トンネルに入るときには窓を閉める必要があった。
月に一回開放日があり、運転席の操作レバーや各種計器に触れることができ、運転士の気分を味わえるチャンスとなっている。
この日は開放日ではなかったので、一人でしっかりと楽しむことが出来た。